1950年に大阪府で発生し、272名の患者と20名の死者を出したシラス干しを原因とする集団食中毒として、同年に発見されました。腸炎ビブリオ食中毒とサルモネラは、発生件数の最も多い食中毒のひとつでした。近年まで魚を生食する習慣のないヨーロッパやアメリカなどではあまり見られない疾患でしたが寿司や刺身の世界的な普及に伴い、世界各地で発生が見られるようになりました。アメリカでの腸炎ビブリオによる死者数は、年間1000人に及びます。